Nisan’s diary

29歳で1人目出産後3回流産。不育症にめげない人ニーサです。人生いろいろありますな。

1時間おきの授乳なんて聞いてないぞ!!

 

出産当日のお昼になりました。

 

息子にあえる〜

息子にあえる〜

 

ルンルンで新生児室に息子を迎えに行く私。

 

生まれたての息子は出てきたときこそ泣いていたものの、その後は静かだったので「ラッキ〜!あまり泣かない子!」と思っていましたが、間違いでした。

 

彼は彼で、生まれてくるのに体力を使い果たして疲れていたために泣く元気がさほどなかっただけで、その後はずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっとおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいコール‼︎‼︎‼︎‼︎

 

育児書の嘘つき!!!!

3時間起きって書いてあったのに!!!

 

助産師さんも授乳に3時間は開けないようにって言っていたのに、寧ろ3時間あかない!!!!

 

しかも授乳開始から3時間という計算方法に初日からげんなり。

 

そんなことお構いなく息子のおっぱいコールは続きます。

息子が育つにつれて、母はげっそり😱

 

「しんどかったら預けに来てくださいね」

看護師さんは笑顔で言います

 

 

何故か甘えてはいけないという責任感と、殆どのお母さんが預けていない気がして寝ずの番で切れる乳頭、痛みに耐える母。

 

(後々聞いたら普通に預けている方、いらっしゃいました。)

 

でも育児とはこのようなものなのだろう

 

そう思い込んでいたので、言われるがまま授乳に応じる私。

 

まぁ、おっぱいを探してふがふがしている息子は可愛いですし、すやすや寝ていると生きているか心配で心から休まりませんでしたし、私の性格なのでしょう。

 

途中で授乳クッション、乳頭保湿剤なるものが世の中にはあることを知り合ったお母さんに教えていただき、アマゾンでぽち。

 

 HashkuDe(ハッシュクード) 洗える授乳クッション ポルカドット ネイビー

 

 

 

 

 

カネソン Kaneson ランシノー10g 2本入

カネソン Kaneson ランシノー10g 2本入

 

 

 

この保湿剤を塗った乳頭にサランラップを貼ると保湿効果アップするようです。

 

面倒くさがりな私なので、保湿剤のみの使用でしたがとても楽になりました。

 

しかし、母乳育児ってこんなに大変なのですね。

 

ネットでは授乳時の痛みについて

「口を大きく開けた時に〜」とか「赤ちゃんのだき方が〜」とか書いてありますが、はっきり言って痛いものは痛いです。

 

だって、生まれて数日の赤ちゃんですもの。

まだまだ吸うのも上手ではないし、お互い頑張ってもどうにもならない時期もある。

 

姉曰く

「吸わせていたら乳頭出てくるし、強くなる」

「次第に息子もおっぱい飲むのが上手になる」

とのことでしたが、この時の私は息子のがっつきに唇を噛み締め身震いをさせるほどの痛みに耐えていたので信じれず。

 

今はどうなのか?というと

 

全然痛くないし、乳頭出て来ました!!

 

これも吸わせ続けた賜物か。

 

でも今度は吸わせすぎたからか、おっぱいが張ってしまい別の痛みに耐えています。

 

これも需要と供給がマッチしたら楽になるのかな。

 

 

はぁぁあ

 

当たり前のことだけど言わせてください。

 

育児

楽じゃないな〜

 

おわり。

産後、個室と大部屋どちらにするか問題

不要なものにあまりお金をかけたくない

 

そんな思いから出産後の入院は追加料金がかからない相部屋に決めていたのですが、色々ありまして途中から個室に移動させてもらいました。

 

そして次回があるならば、私は絶対に個室にします!!

自分で追加料金出しても個室!!!

ちなみに追加料金は1日あたり7000円位。

部屋は見晴らしがよくてトイレが付きでした。

それだけで7000円?

と思われるかもしれませんが、いえいえこの7000円は価値がありましたよ。

 

なぜなら、相部屋は同室になった人によって天国にも地獄にもなる場所だからです。

 

恐らくセレブ的な個人の病院なら少し変わった人と一緒になることはないかもしれませんが、大きい病院だと本当に色々な方がいるので…ね。

 

それに疲れ切った体で赤ちゃんの泣き声や物音、面会者の声などの気を使わなければならないのは本当にしんどいです。

 

私の場合、初日は夜間も泣かない赤ちゃんのお母さんと同室だったので、息子が泣くたびに申し訳なさマックスでした。

でも泣き出したら授乳室に行っていたので、そこまでストレスにはならず。

 

このお母さんが退院して数日後から地獄の始まりでした。

 

初孫なのかテンションマックスのご両親が地声で喋りまくる&面会時間が終わっても帰らない家族。

 

来る人来る人やに臭く、こちらも地声で喋りまくりスマホの地デジをダダ漏れで聞く、どうみてもアレな家族。

 

連日の授乳で少しでも息子に寝てほしくて自分も寝たかった私としては悲劇でした。

 

そして主人に電話して、泣きました。

号泣。

 

息子の泣き声等はまったくストレスなくてとそれ以外はこの時の私には我慢できなかったんですね。

 

だめだ。個室に移動しよう。

 

ということで病院のスタッフさんにお願いして個室に移動したのでした。

 

部屋の移動中は私の号泣を目撃していたお母さんや掃除のおばちゃんから病院のありとあらゆる方に「大丈夫?」「移動できるからね」と励ましてもらっていました。

 

この歳になって人前で泣くとは思わなかった。

これが産後クライシスというものだったのでしょうか。

 

でも移動後は本当にリラックスして過ごせました。

 

個室はお母さんの友達が出来ずに寂しいと聞いていましたが、入院以前に病院のマタニティセミナーなどに参加していたら顔見知りもできるし、授乳室がある産院なら自分から声をかけていけばママ友が出来たりするので問題ない感じがしました。

 

それよりなによりも価値観が斜め上くらい自分と違う方との同室のほうが大変だと思います。

本当に。

 

まぁ、両方経験しないとわからないものなので、良い経験になりました。

 

 

おわり。 

 

出産より地味に長く痛い「会陰縫合問題」

私の出産は6時間少しで初妊婦の割に早く終わったのですが、後から助産師さんに聞いた話では臍の緒が息子の足に絡まっていたために出たり入ったりで少し大変だったようです。

 

その証に息子の足首にはくるっと臍の緒の跡が残っています。

出よう出ようと頑張ってくれていたのですね。

何事もなくて良かった(^ ^)

 

そんなこんなでなんとか無事に息子と対面した私に待ち構えていたもの…

 

それは後陣痛の痛みでもなく、会陰縫合でした。

 

出来れば避けたかったので妊娠中にオイルでケアしていたもののやはり避けては通れませんでした。

 

あんなに大きいものが出てくるのですから仕方ないのかな。 

 

ちなみに子沢山の姉ですら何回も切開はしているとのちに聞いたので、初妊婦とか経産婦はあまり関係ないようです。

 

一応局部麻酔をしていたのですが、ほぼ効いているようで効いていないようなもので

 

チクチクチクチク…数分

 

えっ?いつまで縫ってるの?

何針縫ってるの?と思いつつことが終わるのを待ちました。

 

縫合の後は導尿。

出産後は尿意の感覚がしばらくなくなるのだとか。

確かに二、三日は尿意がありませんでした。

 

あっ

出産時のうん◯こ問題ですが、私は奇跡的に出ませんでした。

便秘にも関わらず。

出ないことのほうが珍しいと聞いていたので

 

(大勢の人の前で漏らすなんて恥ずかしい)

 

と思っていたのですが、陣痛が始まるとそれどころではなかったので、出たら出たでいいやと良くも悪くも開き直っていました。

 

さて、やっと縫合が終わって解放されたものの、寝返りできないくらい縫われた場所がつっぱってつっぱって激痛が!!

 

私のアドレナリンはどこへやら

 

この痛みは退院してからも続き、糸が溶けるまで約2週間悩まされました。

日々楽になっていくものの入院中なんてくしゃみしただけで痛くて、普通に座ることも困難なレベル。

 

そんな痛みに初日は耐えられそうになかったので、母子同室は当日のお昼からにしてもらいました。

 

本当、これは正しい判断でした。

だって、息子が泣いて授乳してあげたいのに痛くて痛くてパッと立ち上がれなかったので。

 

会陰縫合の痛みに加えて、母子24時間同室の病院だったため1時間おきのエンドレス授乳による乳頭が切れる問題と不眠がこれからつきまとうとはこの時の私はまだ想像できませんでした。

 

 

おわり。