私的にはお尻からバスケットボールでした。
さて、分娩室へ移動してからはトントン拍子に子宮口は開いていきました。
検査室とは比べ物にならないくらいの痛みがバンバン
主人が気を利かせて背中をさすってくれたのですが、私にはそれが逆に不快でしかなくて結局助産師さんにさすってもらい、主人は私の「暑い!!!」「寒い!!!」に合わせて団扇で永遠扇いでもらっていました。
そして本当に痛すぎて食べたものを全部戻すという悲劇にも見舞われました。
トイレにはまだ歩いて行けたので点滴を押しつつトイレに行くものの、出ようとすると激痛が再び襲来(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
もう、トイレで産めたらうんだろ
血迷った私はそう思って気張るものの、子宮口7センチではそんなこと出来ずになんとか分娩台へ戻りました。
この時には寝返りするのも大変でしたが、いよいよ子宮口全開になると痛すぎて寝返りできるようになっていました。
そして、助産師さんが「上手上手、もう少しもう少し」と言ってくれるのですが、私としてはそんな気休めの言葉騙しなんて信じれるか!!というくらい痛みが続いていました。
実際は初妊婦では早い出産だったので、助産師さんの言葉は正しかったのですが、この時は錯乱状態だったのでひたすら周囲にキレてました。
だって、息を吸おうと思っても痛すぎて過呼吸になるし、寒いし、暑いし、いつ終わるかわからなくって…
でも視界に病院用のベビーベッドが見えた時にうっすら(本当にもう少しなんだ)と思えました。
いきんだり必死に息を吸ったりと何度か繰り返して、最終的に頑張って2回気張った後に体から残りわずかな空気を絞り出して3回目のいきみで
嘘でしょ?
どこからこんなに大きい赤ちゃんが?
というくらい大きくて元気な息子が出てきてくれました。
陣痛から出産までは6時間弱。
短いようでとてつもなく長くて、でもすぎてしまえばあっという間な時間でした。
だって、あんなに痛い思いをしたのに生まれたばかりの息子の顔を見たらそんなことも全てどうでもよくなってしまったくらいに愛おしくて。
でも暫くは2人目について考えられないくらいの大変さではありましたw
おわり。